【筋肥大の方法】バルクアップの意味を正しく理解し実践する


【バルクアップ】
トレーニングをしている人なら一度は耳にしたことがある、もしくは口にしたことがある言葉ではないでしょうか。
ですが、その言葉の意味を本当に理解し、実践出来ているでしょうか。
自身の経験・失敗談を交えながら5つの項目に分けて解説させていただきます。


1.バルクアップって?

バルクアップと調べると、「単に体重を増やすことではなく、筋肉を発達させて身体を大きくしていくこと。」と出てきます。
そうです。バルクアップとは筋肉を増やすことなのです。
筋肉が増えるメカニズムについて簡単に解説すると、運動やトレーニングによって筋細胞が傷つく(ストレスを与える)と、その筋細胞からカイトサインという物質が出ます。
それらに反応するように免疫システムが作動し、修復→損傷→修復…と繰り返されることでどんどん筋肉は大きくなっていきます。
メカニズム自体を説明するのはとても簡単ですが、これを実践するとなるとそう上手くはいかないんですよね。





2.まずはトレーニングでしっかり追い込む!

筋組織を破壊するには、それ相応の負荷が必要になってきます。
よっぽどの力仕事や重労働でも無い限り、人間の身体は日常生活での負荷に対しては既に適応してしまっているんですね。
もっと言えば、力仕事も何年も続けていれば日常生活の内にカウントされてしまうかもしれません。
そこで、トレーニングです。
今回はウエイトトレーニングに絞りますが、スポーツをされる方なら競技に特化した練習でも良いかと思います。
この項目でお伝えしたい1番のポイントは、「本当に120%出し切っていますか?」ということです。
人間の脳は良くも悪くも制御しがちなものです。
スクワットを20回する時、15回を過ぎた頃から頭の中を「辛い・キツい・止めたい」という言葉がよぎります。
実はこれ、脳の反応としては正解なんですよね。
そもそもトレーニング自体が『ストレス』なので、『これ以上は止めとけよ』と脳からストップがかかるんです。
けれど、実は身体はまだまだ大丈夫なんです。
大抵の方は、その脳からの指令に打ち勝って20回出来たところで終了します。
そこからが大切です!
20回出来る人が20回スクワットをしても、それは準備運動にしかなりません。
そこからの1回、21回目をする為の20回だと考えてトレーニングに取り組んでみて下さい。


3.あなたの好きな料理は何ですか?

私の好きな料理はお菓子です(料理ですらないです)。
学生時代からスナック菓子やチョコレートが大好きでした。
ですので、バルクアップと言えばやれポテトチップス、やれ菓子パンだの好き放題食べた時期もあります。
バルクアップをする上で、カロリーは必ず必要となってきます。
[消費カロリー<摂取カロリー]の状態を作り出すことが最低条件ですので、量を食べるのが苦手なのでジャンクフードでカロリーを稼ぐというのは1つの手段ですね。
ですが、何がより良いかで考えた時に、添加物や脂質の多い加工食品やジャンクフードが果たして新鮮なお肉やお魚・野菜やフルーツ・プロテインシェイクに比べて筋肉に良いと言えるでしょうか。
消化・吸収の面から見ても、夜遅くに高脂質且つ高カロリーな食事はオススメしません。
摂取した栄養素を吸収してくれる内臓が疲れてしまっては、どれだけ栄養素を体内に入れても身になりませんよね。
上記の理由から、現在は大好きだったお菓子や菓子パンも殆ど食べなくなってしまいました。
食べたとしても1口2口、後はお酒を呑んだ時ぐらいでしょうか(汗)


4.結果はすぐには出ない

何だってそうだと思います。
ビジネスでも、〇〇したい!とは思っても良いアイデアが生まれるまでにはそれなりの時間を必要とします。
例え、素晴らしいアイデアが浮かんだとしても、それが成功するとも限らないんです。
昨今はコンテストに出場する人の数も年々増えてきて、中にはとびきり大きい選手もおられます。
そうした人達を見て、焦る必要なんて絶対に無いです。
出来る事から始めていただければ大丈夫です。
私自身、まだまだ人に偉そうに言えるような身体をしている訳ではありませんし、まだまだ満足もいっていないのですが、数年前は今よりもひと回りもふた回り小さい時期がありました。
しかし、コツコツコツコツ積み重ねた結果、ハッと過去の写真を見返した時に初めて「デカくなってるじゃん」と思えましたね。


5.失敗と成功

これまでに減量や増量、特にコンテストに出場した事がある方なら一度はバルクアップを実践された事かと思いますが、例に漏れず私もその1人です。
2016年に神戸で開催されたベストボディ・ジャパンという大会に初出場した時とのことです。
運良くファイナリストの15名まで残ることができましたが、入賞までは手が届きませんでした。
大会が終わり、すぐに次に出場する大会を決めました。
「来年、もう一度大会に出て次こそは優勝してやる!」そう意気込んだ翌日から、毎日毎日食べました。
当時食べていた食事内容は、卵20個・鶏胸肉800g・ご飯を6合・プロテインシェイクを2杯・お菓子・菓子パン・アイスクリーム…etc とにかく大きくなりたい一心で食べました。
とりあえず何でもかんでも食べれば良いと信じて(勘違いして)いました。
結果的に体重は人生最高の92kgまで増えました。
(この時点では増量成功だと思っています)ここから約半年かけてのダイエットです。
減量幅は約25kg、それはもう大変でした。
勘のいい皆さまならもうお気付きではないでしょうか。
多少の筋肉は増えたのかもしれませんが、25kgの大半を占めていたのは脂肪でした。
この時に初めて、「ただ食べるだけでは意味がない」と気付きました。
それからは食生活を改めました。
上記の項目と重複してしまいますが、なるべくジャンクフードなどは避けるようしています。
もちろん全く食べない訳ではなく、週に一度は食事に出かけたりもします。
ですが、基本的には食品ではなく食材を自分で調理して食べることの方が多いですね。
皆さんも今一度、トレーニングと食事について見直されてはいかがでしょうか?


VIPパーソナルトレーナーとお話ししてみたい方は、
是非一度、無料カウンセリングにお越しください。

カウンセリングお申込みはこちら
VIPパーソナルの詳細はこちら


  1. お問い合わせ
PAGE TOP