ダイエットにオススメの食品!オートミールとは?! 

近年、ダイエットに効果的としてメディアやSNSなどで話題のオートミール。スーパーなどで目にすることも多くなってきました。

「聞いたことはあるけど食べたことはない」
「どういった効果があるの?」など様々な疑問があると思います。 

そこで今回はオートミールを食べる事でダイエットにどのような効果が期待できるかを中心に解説していきたいと思います。 

①そもそもオートミールとは? 

②ダイエットにどのような効果が期待できるの? 

③まとめ 

そもそもオートミールとは? 

オートミールとは、燕麦(えんばく)オーツ麦と呼ばれる穀物を脱穀し、食べやすく加工したものになります。外皮を残したままにするため、食物繊維ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていることからもダイエットに効果的と言われています。 

ダイエットにどのような効果が期待できるの? 

オートミールを食べることによってダイエットにどのような効果が期待できるのか、今回は大きく3つ取り上げていきたいと思います。 

1.一食当たりのカロリーの低さ 

オートミールは1食分の適正量は約30g程度です。白米をお茶碗一杯にしたとき約140g程度になりますが、同じ1食分として比較してみましょう。 

オートミール(30g) エネルギー量:114kcal 
白米(140g) エネルギー量:236kcal 

以上のように、同じ1食分に換算すると半分以上もカロリーに差があります。

さらに、オートミールは水や牛乳でお粥状にして食べる事が基本です。そのためお腹の中でも水分を含み腹持ちが良いことからお腹が空きにくいこともダイエット向きと言えます。 

2.血糖値の急上昇をおさえることができる。 

人は食事をすると血糖値という値が上昇しますが、それを抑えるため体内ではインスリンというホルモンが分泌されます。

通常、過剰に分泌されることはありませんが、空腹時に白米やパン・お菓子など炭水化物主体の食べ物を食べてしまうと血糖値が一気に上昇し、インスリンが過剰に分泌されてしまうことがあります。
実はこのインスリンの過剰分泌が体内に脂肪を蓄えてしまう1つの原因になっています。

なぜなら、インスリンには糖分を脂肪に変換して体にため込もうとする作用があるからです。そのため、血糖値が急上昇するのを防ぐことによって無駄な脂肪の蓄積を防ぐことに繋がっていきます。 

オートミールは白米やパンなどと比べ、血糖値が急上昇しにくいというのが特徴のですので、前述したようなことが起きにくいです。以上のことからオートミールは減量におすすめということになります。 

 この血糖値の上がりやすさを示すのに「GI値」という指標がありますが、オートミールは以下の食品と比べ低い値となっています。 

食品名 GI値 
オートミール 55 
白米 88 
食パン 95 
餅 85 

 GI値が70以上は高GI食品、56~69は中GI食品、55以下は低GI食品と言われているのでオートミールは低GI食品に入ります。普段の食事からこのGI値を意識して食べてみるのも良いですね。 

3.食物繊維が豊富で腸内環境を改善出来る。 

 ダイエットを行う時に以外な落とし穴として腸内環境の悪化があります。腸内環境が悪化してしまうと基礎代謝が低下してしまう原因となるため、カロリーをしっかりと調整できていても脂肪が減っていかないということが起きてしまいます。 

 オートミールには食物繊維の中でも水溶性食物繊維不溶性食物繊維というものが配合されています。水溶性食物繊維は水に溶けるタイプの食物繊維で、腸内の善玉菌を増やしてくれます。さらに血液中のコレステロールを下げる役割があったり、水分を保持する力が強いので水に溶けるとゲル状になって柔らかい便を作るため便秘の解消にも繋がります。

不溶性食物繊維は水に溶けないタイプで、腸内の水分を吸収して膨らみます。その結果、便のかさを増やして内容物を先へ押し出していく運動(ぜん動運動)を活発化させて便通を促進させます。

この2種類の食物繊維が2:1の割合で配合されることが理想とされていますが、オートミールはこの割合で食物繊維が入っています。 

 以上のことからオートミールを食べることによって腸内環境が改善され、ダイエットへの効果があること間違いなしです。 

まとめ 

今回説明させていただいたことからオートミールがダイエットの強い味方になってくれることが理解していただけたのではないかと思います。しかし、ダイエットの基本は消費カロリーが摂取カロリーよりも多くなることが大前提です。ほかの食品を食べ過ぎては意味がありません。ほかの食事とのバランスをうまく取りながらオートミールを活用し、ダイエットを成功させていきましょう! 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP