コンテストに向けてのボディメイク法


リアルスタイルフィットネスクラブの辻本です。
私は2018年6月30日に開催されたベストボディジャパン奈良大会に出場し30代ミドルクラスでグランプリを獲得しました。
2017年に続いて2連覇となります。
普段はパーソナルトレーナーとして、日々ボディメイクに携わっておりますが、今回は自身がコンテストに出場する際に意識しているポイントについてお話します。



まず、出場する大会を決めたら、現状を把握し計画を練ります。
体重を落とすには、エネルギー摂取量よりエネルギー消費量を多くしなければなりませんが、あくまで減らすべきものは体重そのものではなく、無駄な脂肪であることが大前提になります。
単純にエネルギー摂取量(食事のボリューム)を落とせば体重の減るスピードは速くなりますが除脂肪量(筋肉)をも減らしてしまう可能性があるので、極端に落とすことはしません。


客観的に自分の体をとらえ、毎日を記録していく


コンテストにおいて、一番重要なことはなんといっても見た目です。
私は定期的に全身の写真を撮り、現状を客観的に見るようにしています。
体重、体脂肪、お腹周り、ウエスト、胸囲などを測り記録しておきます。
さらに体重は毎日測り、一週間の平均値で進捗を確認、お腹周りやウエスト周りは週に1回測定します。
体脂肪は誤差が激しい為あくまでも目安として考え、現状が何パーセントであるかというよりは何パーセントくらい下げるかを体脂肪量に置き換えてイメージします。
また減量を始める前に、現在の食事のカロリーとPFCバランスをある程度洗い出して、除脂肪がどれくらい必要であるかを考えた上で調整を入れていきます。
基本的にはたんぱく質は体重×2~3g。脂質量は総摂取カロリーの10~20%ほど、炭水化物は100~300gくらいの幅で除脂肪の進捗、見た目、トレーニングパフォーマンスや体調を見た上で変動させます。


自分の体を最大限に表現する ポージングの重要性

コンテストでは、ステージ上で如何に自分の体を最大限に表現するかが必要となり、そのためのポージングが重要性になります。
コンテスト前にどれだけ良い状態と作れたとしても、評価される体はステージ上でしかありません。
数分間のステージ上で体を最大限に表現する為にはポージング練習が重要です。
私の場合、始めは鏡を見ながら、全体の筋肉やシルエットが、ベストな姿勢や力の入れ方、抜き方を摘みます。
その後は鏡を見ないでスマートフォンなどの動画機能を活用して、イメージ通りに出来るまでチェックしながら、ひたすら繰り返し練習します。
動画でなくても鏡の前で目を閉じて目を開けて確認するのも良いかと思います。
実際のステージでは鏡はありませんので鏡を見なくてもイメージ通りで出来ているかが重要です。
またステージ上から審査員の位置や観客の位置などできれば細かい点も少しイメージして目線の置き方などもある程度決めておきます。
あとは動作に入るルーティンを決めます。
全ての筋肉を満遍なく順番に固めるイメージです。
私の場合、まず広背筋を広げて肩の張り出しを後押しし、手を腰に当て少し骨盤を後傾させ、腹筋を収縮させてから、お尻を締めて脚に力を入れます。
一連の動作をポージングのコールをされてから出来るだけ早くスムーズに行えるようにします。


VIPパーソナルトレーナーとお話ししてみたい方は、
是非一度、無料カウンセリングにお越しください。

カウンセリングのお申込みはこちら
VIPパーソナルの詳細はこちら


PAGE TOP