肩が重い、はたまた肩が痛い
このような肩こりの悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
最近ではスマホやパソコンを長時間使う人が増えているので、このような悩みを抱えている人が特に増えています
実は肩こり、病名ではありません。
診断されるものではなく、自分の肩が凝っていると感じているのなら、それは肩こりなのです。
肩こりの人が肩を揉むと肩こりが楽に感じると思います。
しかし、時間が経てばまた凝りを感じ、また揉み、また時間が経てば凝りを感じる…そんな状態が続く人が多いと思います。
このことからよくわかると思いますが、肩を揉むという行為は一時的な解消にすぎません。
肩こりの原因は肩ではない
肩に凝りを感じ肩を揉むことから、肩に原因があると思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし肩こりの原因は別にあります。
その肩こりの原因の多くは「肩甲骨の位置」が悪くなっているからです。
肩甲骨が外に流れてしまっている為、肩が引っ張られて肩の筋肉が緊張し硬くなります。
肩を揉む事や押す事で筋肉の緊張がほぐれ、肩こりがましになる事はありますが、肩甲骨が外に流れていることは改善されませんので、何度も言うように、ましになったとしても一時的です。
肩甲骨の位置が悪くなっている原因に対してのストレッチが必要となります。
大胸筋を伸ばす
「肩なのに胸?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
肩甲骨が外に流れている原因として、肩が前の筋肉によって引っ張られて内巻きになっているという事です。
胸の筋肉が固まっている事で、肩が内巻きになっている可能性があります。
パソコンやスマホを長時間使う人は比較的、内巻きの状態の方が多いのではないでしょうか。
それでは大胸筋の簡単解消ストレッチを紹介します。
- まず手の平を上にしましょう。
- 肘を伸ばし、小指側を壁につけましょう。(高さは耳の高さです)
- その状態から、体を壁に向かって押し付けましょう。
- 身体を反対に向けると大胸筋が伸びます。
30秒間キープしましょう。
呼吸は止めず、深呼吸を続けましょう。
広背筋を伸ばす
実は背中の筋肉である広背筋も大胸筋と同様に肩を内巻きにする作用があります。
では、早速広背筋のストレッチを紹介します。
- 壁と距離を取り、向かい合いましょう。
- 肘を軽く曲げ、小指を壁につけましょう。
- 頭をあげながら、体を下に下げましょう。
こちらも30秒間キープし、呼吸は止めず、深呼吸をしましょう。
肩甲下筋を伸ばす
肩甲下筋は、大胸筋や広背筋よりもイメージしづらいと思いますので、場所の紹介からします。

肩甲骨と肋骨の間にある赤いところが肩甲下筋になります。
この肩甲下筋は、大胸筋や広背筋よりも肩を内巻きにする作用が強いです。ここのストレッチは欠かせないですよね。
それでは、ストレッチの紹介をします。
1. 腕を90度まで上げましょう。
2. 肘を90度曲げましょう。(手の平が耳に向いている状態になります)
3. 肘と肩を固定したまま、手の平を内側から後ろに向けるようにし、手の平を後ろに倒しましょう。
30秒間キープし、呼吸は止めず、深呼吸を続けましょう。
いかがでしたか?
少し肩こりが楽になりませんか?
パソコンやスマホ作業の合間に時短でできます。
肩を直接揉むより、是非一度このストレッチを実践してみて下さい。
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